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歯科治療に伴う治癒の病理

象牙質・歯髄複合体への処置に伴う組織変化
処置 傷害性変化
切削・窩洞形成
  • スメア層・スメアプラグ形成による象牙細管の閉塞や透過性の低下
  • 摩擦熱による充血、出血、壊死
  • 乾燥による細管内液の移動、神経ペプチド放出、炎症
  • 振動による細管内液の移動
  • 象牙細管の露出による細管内液の移動、神経ペプチド放出、炎症
  • 直接傷害による象牙細胞の崩壊、桿状体形成
象牙質の化学処理
  • 脱灰による象牙質の変性、細管の解放、液の移動、神経ペプチド放出、炎症
修復材料と充填
  • 材料の毒性による変性、炎症
  • 充填圧による炎症
  • 重合熱など熱効果による細管内の液の移動、充血
  • 歯にかかる応力による炎症
処置後の影響
  • 微小漏洩
  • 歯のたわみによる細管内液の移動、炎症

虫歯治療により歯に上記のような組織変化が起こります。
麻酔を使用せずに、マイクロスコープ(顕微鏡)を用い、最新の修復治療材料により上記のような組織変化を最小限にすることが可能です。

微小漏洩

修復物の装置によって、充填材料と窩洞との間にわずかな隙間ができ唾液や細菌が浸透する現象を微小漏洩という。
象牙質橋が形成された場合でも、象牙質橋にトンネル状の欠損があるため、微小漏洩によって、歯髄に感染が波及する。
新口腔病理学より