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| 総義歯 |

総義歯とは
総義歯とは、何らかの原因によって、片あごまたは上下両あごのすべての歯を失った人に装着される入れ歯(義歯)のことです。
コンプリートデンチャー、全部床義歯(ぜんぶしょうぎし)、フルデンチャーとも呼ばれています。

総義歯は、歯の喪失によって失われた咀嚼・発音などの機能障害、さらに顔の変化を回復するために適用します。総義歯は、人工歯と義歯床から構成されています。
人工歯とは、欠損・崩壊した天然歯の形態と機能を回復するもので、レジン歯、陶歯、金属歯などの種類があります。
義歯床とは、総義歯の体部および基底部として人工歯を担い、かつ基底面で義歯の支持基盤である口腔粘膜と密着して、入れ歯を口腔内に維持させる義歯の基本的な構成部分で、種類にはレジン床、金属床があります。
総義歯の口腔内の維持・安定は、顎堤(歯喪失後の歯槽骨の高まり)および口腔粘膜に十分に適合させることによって得られます。顎堤は歯の喪失後6ヵ月間で大きく吸収され、その後の吸収は小さくなりますが、経時的に持続します。
顎堤は入れ歯の座として入れ歯に作用する力を負担することから、顎堤の形態・性状は入れ歯の維持・安定に影響を与える重要な要因となっています。