james gutmann 先生 来日記念講演会

2009.4.23(木)  18:00~21:00

 米国の根管治療専門医(エンドドンテイスト)のjames gutmann先生の講演に参加。

  テーマは、
    「meeting endodontics challenges with new technologies」

 歯科医師が歯牙の保存を保存を目指す上で、根管治療という避けられない治療がある。
 その中でも困難な症例に対して最新の技術や材料を駆使し、どのように克服するかに
 焦点をあて臨床の勘どころに関して講演された。

参加した歯科医師の大部分が大学の先生方で一般の開業医の歯科医師の数はかなり少ない。

 最初に言われていたのは、
    抜歯→インプラント ではないこと

    質の高い医療とは、「天然歯の保存である」 と強調されていた。

 そして、患者さんから「先生、自分の歯だったらどうしますか?」という質問がくる
 ということでした。

 今の、はしもと歯科の治療方針である「家族・身内に行える治療」と同じであるということを実感した。

 当然、根管治療には顕微鏡(マイクロスコープ)の使用が必須である。

第6回 日本顕微鏡歯科学会(名古屋大会)

2009.4.19(日)
  日本顕微鏡歯科学会に参加した。

全国から約150名近くの歯科医が集まった。
インプラント学会の何千名という会員数と比較すると、まだまだ少なく拡まっていない。

大学~一般開業医の先生方の講演発表を聴講した。
今や、マイクロスコープ(実態顕微鏡)なくして歯の根の治療(根管治療)や修復治療は、
肉眼レベルでは不可能であると欧米でも常識となっているようである。
今まで、肉眼のレベルでいかにうまく治療してきたと自信を持っていた歯科医師でも
マイクロスコープで観察すると、いかに見落としがあるかということを自覚させられ、
反省しているのである。

患者さんの大切な歯を残したいと考えて診療している歯科医は、たとえ高価でも導入しているのが現状である。

医科での手術用の顕微鏡の使用は1953年にまでさかのぼる。

第2回マイクロスコープ ユーザーミーテング

2009.4.12(日)
  「マイクロスコープによる革新先端歯科治療の将来性を語る」 という講演会に参加した。
                         株)ヨシダ  主催

どのようにマイクロスコープを日常臨床で使用しているのか、歯科医師・歯科衛生士の講演である。

大学より一般の開業医のほうがはるかにマイクロスコープを使用し経験豊富でありレベルが高いことが
うかがえる。

参加した歯科医師の約半数がマイクロスコープの使用者であり、他はこれから導入を考えている歯科医師である。

歯科治療技術のレベルをアップさせるには、もはやマイクロスコープは必須の精密機器であり、これを
使用せずして臨床を語れなくなってきているのが現状である。
それほどマイクロスコープの使用者と未使用者の歯科医の臨床レベルの差がはっきりしてきているようだ

肉眼での治療は、もはや手探りの治療と同等とみなされてきているようである。

2009.4.19 日本顕微鏡歯科学会   名古屋

 2009.10.30~11.1 AMED     JAPAN   にて開催予定。