歯医者が最も解らず苦手とする「かみ合わせ!」

皆様が、・歯科医なら当然知っていると思うこと
      ・いまさら全然疑問に思わないこと
      ・そんなことウソでしょ!と驚いてしまうこと

それは、「歯科医のほとんどがかみ合わせ(噛み合わせ)が解らない!」 という事実です。

歯医者がかみ合わせが解らなくてどうするの?という、声が聞こえてきますが、残念ながら
本当なんです!

ここでいうかみ合わせとは、普通にカチッと噛んであたれば良いという」単純なものではないのです。

アゴは3次元的に自由に動くのです。だから物を噛むこと(咀嚼)ができるのです。

この3次元的な動きを一度も見ずに、勉強をせずに大学を卒業しているのです。
私自身もそうでした。

数年前まで噛み合わせの調整は、大学で勉強してきた内容で調整してきました。
すなわち、
   「噛んで下さい!高くないですか?」
   「左右に動かしてください」       そして、削る という感じです。

これで、”うまく噛める”と信じてきました
そのように教わってきたのです。

しかし、実際は食事をするときは、そんな動きはしていなかったのです

 「ナソヘキサグラフ」という歯科で最も高精度の顎運動解析装置で分析することができるようになり
咀嚼時のアゴの動きが証明されました。

3次元6自由度の動きを初めて見たときは”唖然”としました。

自分の咀嚼時の動きが見れるのですから! ビックリ!です。

歯を守るために

残念ながら我々歯科医が治療に使用している器具は、ほぼ全て肉眼で治療するように作られた器材ばかりです。
歯を削合する器具を肉眼で見ると

顕微鏡(マイクロスコープ)では、

表面にダイヤモンドの粒子が付着しています。
これで歯を削っているのです。バリバリと! 痛いわけです。
しかも、何十万回転という高速で!
皆、歯医者に行くのが嫌なのは当然です。私も行きたくはないです。

でも、痛くなく治療できますよ!  安心してください!



麻酔はせずに痛くなく治療できました。

そして、精密な型を取り模型にてチェックします。
まずは肉眼にて、

そして、顕微鏡(マイクロスコープ)にてチェック1

明瞭に、歯の断端と歯肉との境が確認することができたのでOKとします。

これで,初めて歯科技工士さんに作製してもらえます
ホッとするときです。

肉眼とは別世界!歯科医の差が明確に分かれる世界!

今でも、歯科治療を肉眼で受けていたら・・・・!
何の疑問も持たなかったら・・・。
そして、説明も受けていなかったら
                     それはあとで後悔するかもしれません??

例えば千円札を肉眼で見たら

この世界での虫歯治療歯磨き指導を受けているのです。
しかし、顕微鏡(マイクロスコープ)で観ると

こんな世界です。
1000yenのYの中の文字も見えてしまいます。
この世界を頭に入れて歯科医は議論する必要があります。

しかし、細菌は約1ミクロン(1000分の1ミリ)です!
さらにそのうえです。

そうすると、 どんな治療が良いのか?
         どんな修復物が良いのか? 
         虫歯にならないためには?  
         歯周病の予防は?    etc
いろいろ考えることが変わってきます。
そして、限界もみえてきます。

では、どうしたらよいのでしょう?
当医院にてご説明させていただきます
                           予約お待ちしております。        
       

麻酔なしでの虫歯治療

これも麻酔なしで虫歯治療
数年前なら当然迷うことなく麻酔をしていたケース。

精密な型どりをするために、歯の周囲に絹糸・フロスを巻いて歯肉と歯を分けます。
もちろん、麻酔はしません。

ハイブリットレジンにて修復します。

接着性レジンセメントにはこれだけのステップがあります。

精密な治療ですから十分な予約時間が必要となります。
しっかりと確実に、大切な患者さんの歯を治療させていただいております。

以上のような行程を、
たとえ一本の歯でも集中して治療するので大変に疲れます。

麻酔をしないで痛くなく無痛で治療するコツは集中力と、治したいという思い、そして
患者さんの立場に立つことだと考えています。

しかし、妥協してしまったらそれ以上の治療技術の向上はありえません
毎日がそれの繰り返しです。

虫歯治療の感想!

S・Nさん

 「以前治療した銀歯が取れて歯医者に通っています。私は、歯があまり強いほうではないこと
から、小さい頃は歯科に頻繁に通わらねばならなかったこともあり、歯科はトラウマの塊の様な
場所です。

今までにも何箇所もの歯医者を試しましたが、苦痛と激痛と不快感しか思い出にありません。

ところが今回、ネットで調べに調べて発見したところに通っているのですが、凄く良いのです。
何より、麻酔なしで全ての治療を行うにもかかわらず、全然痛くない!
今までに通った歯科では、麻酔をしないなんて事が無く、麻酔をすることが当たり前になって
いて、しかもその麻酔が痛い!私の注射嫌いの原因と言って良い。
これが無いだけでも嬉しいですし、麻酔後の違和感を抱えることも無いので、凄く快適です。

何故、麻酔が不要なのか?歯医者さん曰く「悪いところを削るのであれば、痛いことは無い。
悪くない所を削るから痛いのだ。もちろん、良いところを削らないように、また、痛くないように
丁寧に削る必要はあるが」だそうです。

実際に治療を受けている側(私)としても、削られているのが分かっているし、実際に痛くないので、感動すら覚え、歯医者さんに質問するに至ったわけです。

私は小さい頃、歯の治療で文字どうり、非常に痛い目を見てきたので、ちょっと、この歯科の
信者になりそうです。 」

予約システムについて

自分の歯を大切にし長持ちさせるために、
診査・診断・治療に時間をかけることが必要です。

そのために治療を行っている私、院長歯科衛生士(国家資格)
約束(アポイント)を取らさせていただきます。

なぜか?
 治療に携わっているので患者さんごとの次回の治療内容がわかり、その時に必要とされる時間が予想できます。
お待たせしないことと大切な時間を無駄にしないようにしたいからです。

よくある受付(治療内容を把握していない)が予約を取ることは当医院ではありませんし
勤務はいたしておりません

電話による予約変更・初診受付に関しても同様です。
ですから、急用以外の予約変更等は前日までにお願いしております。
直前のキャンセル・無断キャンセル等の患者さんは治療をお断りすることがあります。
申し訳ありませんが・・・
・。

予約の患者さんを優先させていただいておりますので、他の患者さんのご迷惑になってしまうばかりでなく治療に必要な器具の準備が全て無駄になってしまいます。

◎治療行為全て国家資格を有した歯科医師・歯科衛生士がおこないます
無資格者が患者さんのお口の中に触れることはありませんし、レントゲン検査も同様です。
当医院は無資格者は勤務しておりません。

歯を抜きたくない患者さんへ!

 できる限り抜歯を避けるよう最大限の努力をいたします

そのためには、患者さんの協力が必要です!
たとえグラグラの歯や歯根だけ残っていても、それは生体の一部分ですから不必要なものではない!と考えておりますので保存する努力をいたします。

生体にとって不必要なものは、自然に「脱落」「排出」します。髪の毛一本・歯も同じです。

患者さんが来院されて言われることは、皆「以前歯を抜かれた!」とか「先生に抜かなければダメだと言われ歯を抜きました」など、歯を失った理由を話されます。

歯は自然に痛くなく抜け脱落します(不必要になると)。
そのとき、出血や痛みなどはありません(患者さんがおっしゃっています)。
抜けた後の歯肉もきれいに治っていきます。年齢に関係ありません!
それが生体であり、自然治癒力でなんら不思議ではないのです。

よく歯一本や歯肉の状態を経過観察することが必要だと思います。
歯科医も患者さんも!

現在、いかにうまく抜歯することが名医と勘違いしている歯科医が多いと感じます。(親知らずは別として)

医科の世界で「痛い=除去」を第一選択として治療するのでしょうか??
しかし、歯を保存していくには大変であり、当然何度か痛みや腫れを起こすこともあります。
その時は、その原因は何か?をしっつかり診断し治療を行い、そして患者さんと共に歯の
生命を見守って、しっかり自分の歯で一生噛め、おいしく食べれることを目標に治療させていただきたいと考えております。