顕微鏡(マイクロスコープ)による再治療

他の歯科医院にて根管治療が終了した患者さんの再治療!
保険での治療のためゴムのフタが詰められています。

ゴムなので簡単にはずれます。
もちろん、口腔内細菌も再感染しています。

顕微鏡にて除去してみると、
大きな穴が根の入り口です。ピンク色のものが神経治療した後に詰めるゴム状のものです。

その周囲から淡白色状の膿が出ているのが見えます!
肉眼では見えない部分です。

保険診療で歯を治したいと思っていても・・・・
痛みなどの症状が無ければ冠をかぶせても認められるのです。
いずれは、痛みが出れば抜歯という運命になるでしょう!

保険診療は、大切な患者さんの歯が良くなって初めて、歯科医師が国から報酬をもらえるのではなく、
治療?を行った行為に対しての費用なのです!
つまり、麻酔をしてたくさん削ってたくさん金属を入れ、たくさん抜歯をしたほうが収入になるのです。

歯を残そうとする治療は、保険点数が無いし認められていません

歯を医療として本当に残そうとしている先生は、数が少ないのが現状です。私が歯科医でもなかなかめぐり会えません!
宝くじが当たるようなものかもしれません・・・・?

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